HOME各駅をめぐる>逗子駅

 概要

 横須賀線の大船~横須賀間の開通により誕生。葉山御用邸の最寄り駅であり、昭和まではお召し列車が運転されていた。アルファベット表記だとABC順で最後にくる駅である。

 湘南新宿ラインの全列車と一部の横須賀線が逗子駅で折り返す。これは逗子以南の利用者数が少ないことに加え、これより久里浜方の駅ではホームの有効長が足らないため15両編成の電車は切り離し作業が必要になることに起因する。特に利用客の少ない日中時間帯は、千葉方面からの直通列車は1時間に1本で、その他に2本ある列車は当駅始発の4両編成の電車となる。

 逗子駅の久里浜方には4両編成専用の留置線があり、切り離しや連結をする電車が留置されている。その先に京急線の線路が迫っているため、1線につき約12両分の長さしかない。横須賀線の列車のみ11両+4両の構成になっているのはそのためである。もし5両の増結車両にしてしまうと、2編成しか留置できず運用数が減ってしまう。また4両編成の増結車両が久里浜方にあるのも、この留置線の位置が関係している。というのも千葉方に増結車両を連結する場合は一旦、増結車両をホームに停車させ久里浜から来る基本編成を待ったあと、再度増結車両を動かす必要があり、連結時間が長くなってしまうためである。この場合、千葉寄りにも切り返しの設備を設ける必要がある。

 京急の逗子・葉山(新逗子)駅は歩いて5分の乗り換えであるが、最終列車の接続は行っていない。

 写真
準備中


最終更新日:2020年1月