HOME各駅をめぐる>西大井駅

 概要

 1980年の東海道線と横須賀線の運転分離に伴い、横須賀線は貨物線を走るようになった。その際、途中に駅を設けることになり、西大井駅が設置されることになった。しかし、工事をめぐって品川区と沿線住民の間で裁判があったため、開業は民営化直前の1986年にずれ込んだ。都区内のJRの駅では利用者数がワースト10であり、業務委託駅となっている。

 ホームは相対式2面2線構造で、斜め上に東海道新幹線の高架がある。1番線を久里浜方面の列車が、2番線を千葉方面の列車が使用する。

 停車する列車が横須賀線と湘南新宿ラインの普通列車のみであったため、2本連続で通過列車(湘南新宿ラインの優等列車と成田エクスプレスなど)を待つ必要があり、待ち時間の長さが指摘されている。しかし、2019年11月にJR相鉄直通線ができ当駅に停車するようになり本数は増加した。

 ナンバリングは横須賀線の「JO-16」のほか、湘南新宿ラインとJR相鉄直通線の「JS-16」が使われる。

 当駅から品川方面にある蛇窪信号所では品川方面と新宿方面に分かれる線路が平面交差になっている。そのため列車密度の高い時間帯やダイヤ乱れ時は他の列車にも遅れが波及しやすい。

 湘南新宿ラインと横須賀線の乗り換え案内がしばしばされるが、上述の通り一部の湘南新宿ラインは当駅を通過するため、乗り換えは武蔵小杉が推奨される。

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最終更新日:2020年1月