HOMEE217系の概要>E217系のアコモデーション

 はじめに

 アコモデーションとは宿泊設備や列車・飛行機などの座席を指す言葉である。本ページではE217系の座席について扱う。なおグリーン車に関しては座席の交換を行っているため、更新前と後で分けて掲載する。

 普通車
セミクロスシート
  基本編成の9号車から11号車がセミクロスシート車となっている。従来車(113系)と名称は同じであるが、4ドア化および車端部のロングシート化に伴いボックス席の総数は1車両あたり12個から6個に減少している。量産先行車と量産車ではボックス席の構造が若干異なる。優先席は車端部の設置で、ボックス席での設定はない。東海道線で運用されていた際は基本編成の10号車を14号車に編入していた。


ロングシート
 付属編成の全車両と基本編成の1号車から3号車、6号車から8号車がロングシートとなっている。従来車では一部編成の一部車両のみの設定であったがラッシュ時の実用性が認められ、E217系では大部分がロングシートとなった。先頭車両の一部を除いてドアとドアの間は7人がけとなっており、先頭車両は前面の衝撃吸収構造の関係で先頭部分のみ4人がけである。


 グリーン車
 基本編成の4号車と5号車は2階建て車両のグリーン車となっている。運用開始後、Suicaグリーン券システムの導入、座席の更新がそれぞれ行われている。他系列と同様で、2階席と1階席・平屋席で座席の配色が異なる。座席の更新によって現在はE231系やE235系と同じ座席に変更されている。


2階席(更新後)
1階・平屋席(更新後)


2階席(更新前)
1階・平屋席(更新前)