HOME>ぶらり横浜・鎌倉号

 ぶらり横浜・鎌倉号の概要

 ぶらり横浜・鎌倉号はいわき・日立~鎌倉を結んでいた臨時列車である。2015年に列車名が「ぶらり鎌倉号」から「ぶらり横浜・鎌倉号」に変更された。

 使用車両は一貫して勝田車両センターの特急型車両となっていた。運転開始当初はフレッシュひたち用のE653系が使用され、のちに波動用の485系に変更された。その後しばらく動きはなかったが、2013年に波動用の485系が廃車されたため、E657系の投入で余剰となっていたE653系が再び使用された。その後2014年にはE653系が特急いなほ用に転用されたため、スーパーひたち用の651系に使用車両が変更された。これに伴いぶらり横浜・鎌倉号に初のグリーン車が設定された。

 2015年までは急行列車として武蔵野線経由で運転されていたが、2015年以降は快速列車として上野東京ライン経由での運転となった。快速列車への格下げに伴い、停車駅の増加が図られた。

 ホリデー快速鎌倉と同じく運転日・利用者数が多く、しばらくは土休日を中心に運転されるものと見られていたが、2018年6月30日を最後に運転の設定が行われていない。現在勝田車両センターに所属する6両以上の波動用編成は1本しかないため、今後の設定は難しいと思われる。

 485系時代の写真


485系は前面にも専用の幕が入っていた
 E653系時代の写真


E653系の前面にあるHitachi Expressは消されず使用された


E653系では自由席も設定された
 651系時代の写真


651系の運転では前面のLEDは無表示であった


専用の幕は設定されず、臨時での表示に変えられた
なお後継となるE657系には「急行ぶらり鎌倉号」「急行ぶらり横浜・鎌倉号」「快速ぶらり横浜・鎌倉号」の3種別と「鎌倉」の表示が可能な模様。そして何故か「逗子」の行先表示も可能な模様…どこで使うねん。
最終更新日:2020年3月